大学院中退について その②

私のいた大学は地方国立、学科によりますが半数以上の学生が大学院に進学します。そんな中で私も知識を深めたいと思いながらもなんとなく周りの友人が進学するため進学しました。

 

しかしながらその考えは甘かったです。大学院は研究するための場所であり学部の頃とは全く違います、結果を出さないといけません。私は卒論の時点で研究に向いているとは思えませんでした。そんなことから私は大学院在学中、就職しておけばよかったと常に後悔ばかりしていました。そんな中途半端な気持ちでいい研究ができるわけもなく、毎度教授に叱責を受け、嫌々研究するという負のスパイラルにはまってしまいました。

 

私の所属していた研究室はコアタイムなどはありませんでした。比較的自由で、研究内容なども自分で決めることができました。しかし教授は忙しくほとんど大学にいないため、研究などあまり見ては貰えず、研究が進まないという場面が多々ありました。

 

そんな中で一年が過ぎ、就職も無事決まり修論を本格的に始める時期になりました。